組織概要

名称特定非営利活動法人国際インフラパートナーズ
設立2006年2月24日
会員正会員51名、賛助会員8社
理事中尾忠彦(代表)、朝倉肇、神長耕二、神谷周治、川西寛、川村三郎、菊池良介、中村俊行、長谷川金二 、吉兼秀典、渡口潔、古木守靖(監事)
専門
分野
・道路、橋梁、交通管理と規制
・防災・洪水制御と災害軽減、地すべり防止
・水資源開発、排水、汚水処理
・地域・都市開発計画
・地図作成
住所〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3丁目2 千代田印刷会館603
電話03-6811-0880
Emailcontact@jip.or.jp
URLhttps://jip.or.jp (旧サイトはこちら

設立の経緯

アジアをはじめとする開発途上国には、道路などのインフラ整備が遅れることにより社会・経済の発展が阻害され、貧困から抜け出せずにいる地域が多数あります。このような状況を打開するため、開発途上国との政府間協力事業に携わり、海外技術協力の経験を持つ有志により、2006年にNPO法人を設立しました。

当会の会員は、 国内外の道路、橋梁、洪水対策、水資源開発、下水処理、都市・地域開発等の社会経済基盤施設(インフラストラクチャー)整備で培った豊富な知識・経験を活かし、開発途上国のインフラ整備を促進させ、日本と諸外国の友好関係を増進させることで、双方の社会・経済の発展に寄与することを目指しています。

ミャンマーとの繋がり

1978年にビルマ(現ミャンマー)国内で起きた飛行機事故により、JICAビルマ橋梁技術訓練センター事業(JICA Bridge Engineering Training Center Project 通称:BETC)の準備をしていた日本人調査団6名、ビルマ建設省職員2名が犠牲となりました。その後、1979年から1985年にかけて実施されたプロジェクトでは、中央支間長100mのPC橋(ツワナ橋)の建設によるOn-the-job-trainingで大きな成果を上げることが出来ました。当時のビルマ政府関係者や訓練生から、現在のミャンマー政府機関における要人を多数輩出しており、先の建設大臣も BETCの訓練生の一人です。

当会の会員の多くはこのプロジェクト及び犠牲者に関係しており、彼らの犠牲を無駄にしたくないとの想いから、2006年の設立以来、ミャンマー公共事業庁の道路橋梁部門と連携し、国土交通省、外務省、JICA等の協力のもと、技術協力、技術移転、技術交流等を継続して実施しています。